2010年10月16日

造形美

この葉脈だけ残った面白い葉は、ミカエリソウの葉です。
この葉を食べる虫は、どうして葉脈だけ残すんでしょう?

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イヌヤマハッカとタカクマヒキオコシの違いは?
図鑑で調べても分からない、ネットで調べても分からない、
ネット情報は誤情報の可能性もありあまり当てにならない、
4年前に見つけたイヌヤマハッカは99%の自信がある。
なぜなら(詳しい場所は書けないけど)その山で記録が
あるから。もしタカクマヒキオコシだとしたらまだ記録が
ないのだから、新発見だということで報告をすることに。

先日見つけたタカクマヒキオコシだと思うものが、もし
イヌヤマハッカだとしたら、これはこれで分布域から
かなり外れた所で見つかったということになり、これも
新発見だということになり、報告をすることになる。

でもそんなに簡単に新発見の植物が見つかるはずがない。
地域の植物記録と言うものは、ある程度は信頼できるし、
植物の専門家が調査をしているのだから。ただ見逃しは
あるようで、私は記録のない植物を幾つか見つけている。
植物専門の調査員の方に写真を見て頂き、間違いないと
分かると詳しい場所を教えることにしている。

イヌヤマハッカで検索すると、いろんな形のものが出る、
どうみても違うよ〜というものもあり、やはりネットの
情報だけに頼るのはやめた方がいいと思う。信頼できる
専門書で調べ、分布や特徴が合っているかどうかです。
posted by 花かんざし at 17:57| 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月14日

山歩きで見つけた花

昨日は渓谷沿いを歩いてきました。今は暑くもなく寒くもなく、山登りに最高の気候です。紅葉にはまだ少し早い渓谷ですが、久しぶりに汗を流し、気持ちのいい日でした。自然は心も体も癒してくれます。

山歩きの途中で見つけたシソ科ヤマハッカ属の植物は、分布や特徴からたぶんタカクマヒキオコシだと思います。タカクマヒキオコシとよく似ているイヌヤマハッカは一度だけ見たことがありますが、ちょっと違う感じがします。昨日「花の名前を尋ねる掲示板」に投稿し、花を上からと真横から撮らないといけないこと、茎に下向きの毛があるかどうかを確認しなければいけないことを教えて頂きました。花の筒部の長さのみにとらわれていて、よく観察していませんでした。ちょっと遠くなので、確認するのは来年になるかも知れません。イヌヤマハッカの分布域からは外れていますが可能性がない訳ではないので、慎重に調べることが必要ですね。とりあえず、いちばん可能性が高いタカクマヒキオコシだと思う、ということで、はっきり確認できるまで、タカクマヒキオコシ?と?マークをつけようと思います。

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シソ科ヤマハッカ属 (参考:平凡社「日本の野生植物」V P.78〜79)

http://blogs.yahoo.co.jp/chamomile_thyme_3/64058214.html

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posted by 花かんざし at 10:43| 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月05日

水田雑草の観察

今日は、水田雑草の観察に行って来ました。
雑草というとよく非難されますが、これはひとつの植物に
つけられた名前(和名)ではないので私はふつうに雑草と
いう言葉を使っています。水田で見られる雑草とはいえ、
今では絶滅危惧種に指定されるほどのものもあります。

刈り入れの終わった田んぼ周辺には休耕田もあります。
アキノウナギツカミの群生を見つけて写真を撮っていて、
ふと見たツユクサの苞に長くて白い毛が生えているのに
気がつきました。すぐにケツユクサだと分かりました。
休耕田では、ツユクサとケツユクサが半々ぐらいでした。

↓ ケツユクサ

CIMG0599.JPG

↓ ふつうのツユクサとイボクサ

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水田にアメリカセンダングサとタウコギが生えていました。
どちらも草丈は50cmもなくて低いのですが、違いがよく
分かりました。茎の色、舌状花の有無、他にも・・・

↓ 上から撮ったところです。

hikaku.jpg



posted by 花かんざし at 20:17| 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月01日

白花ふたつ

今日はお天気がいいので、水田雑草の観察に行きました。イボクサの観察をしていて、白花を見つけました。雄しべは6個(完全3、仮3)ありますが、葯の色はふつうのイボクサとは違います。これは白化でしょうか?(植物の場合、アルビノとは言わないようです)もし白花品だとしたら、学名がついているばずなので後ほど調べてみます。

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↓ ふつうのイボクサを横に並べて撮りました。

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↓ 昨年は確認できなかったシロバナイヌタデが群生していました。

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posted by 花かんざし at 13:45| 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月28日

イボクサ属

ツユクサ科イボクサ属について・・・
頭が混乱してきたので、少し纏めてみました。

1.イボクサ Murdannia keisak (Hassk.) Hand.-Mazz.

   1年草、やや多肉質でやわらかい、茎は下部が分枝し横に這う。
   葉にはほとんど毛がない、花は葉腋にふつう1個つく。
   雄しべは6個、3個は完全で、残りの3個は仮雄しべになる。

  http://blogs.yahoo.co.jp/chamomile_thyme_3/62362297.html

2.シマイボクサ Murdannia loriformis (Hassk.) R. Rao et Kammathy

   根生葉がある多年草、葉の縁に毛が散生する。茎は横に這う。
   花は数個が集散花序となる、刮ハは各室に2個の種子がある。
   雄しべは5個、2個は完全で、残りの3個は仮雄しべになる。

3.ナガバイボクサ Murdannia angustifolia (N. E. Br.) Hara

   シマイボクサに似ているが、葉が細く、萼片がやや長い。
   
   図鑑には画像が載っていない、ネット検索でもヒットしない。

参考:平凡社「日本の野生植物」T P.74 
( 花色など、あまり詳しく載っていないのがちょっと残念 )

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先日見つけたイボクサ属は、雄しべが5個(完全2、仮3)なので
イボクサは除く、根生葉がないのでシマイボクサも除く、萼片は長く
ないのでナガバイボクサも除く。残るは外来種、国内に帰化している
ものがあるのかどかは不明、シマイボクサが三重県で群生していた
という情報は本当なのか(地元の新聞に載ったらしい)、愛知県で
よく似た色のものを見たという人がいるようで、興味はあるが・・・
昨日、某市の環境政策課に電話し「調査して欲しい」と依頼した。

ツユクサ科イボクサ属_1
 http://blogs.yahoo.co.jp/chamomile_thyme_3/63993671.html

ツユクサ科イボクサ属_2
http://blogs.yahoo.co.jp/chamomile_thyme_3/63993879.html
posted by 花かんざし at 20:42| 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月26日

外来種

先日見つけたツユクサ科イボクサ属の観察に行きました。ところが1週間前には紅紫色の花が咲いていたのに、今日は果実ばかり、それももう茶色くなって、種子が飛び出してしまっているものもあります。周辺を歩いてみて、かなりあちこちに生えているのが分かりました。やはり専門家に報告し、調査して貰ったほうがいいようです。

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刈り取った稲の株もとにピンク色のものが見えたので、「あそこに綺麗な花が咲いているよ〜」と旦那に言うと、「あれはでっかいタニシの卵だ」と返事が返る。帰ってから調べてみると、ジャンボタニシ、正式にはスクミリンゴガイ(リンゴガイ科)で、南米原産の巻き貝、食用の為に輸入したが、業者が放棄したため、あちこちに逃げ出して問題になっている外来種だと分かりました。卵はぶどう房状卵塊で、初めて見た私はそれを綺麗な花かと思ったのです。↓ これも、報告しよう・・・

CIMG0421.JPG

外来種が増えると困ることもあります。イボクサ属にしても外国で
採取し、それを自宅で育て観察する人がいると、いつか逸出という
困ったことにもなりかねません。植物園からでも逸出する可能性が
あるのに、種子をアリが運んだり、人間が靴底につけて運んだり・・・
外来種の取り扱いは特に慎重にしないと、自然環境にも影響します。
観察するなら、現地でしたらいいんじゃない?と思うのですが・・・

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あっ、肝心なことを書くの忘れるところでした あせあせ(飛び散る汗)
本日めでたく?、サイト開設6周年を迎えました。
これからも「さんぽみち」をどうか宜しくお願いします。

http://www.geocities.jp/chamomile_thyme_3/

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posted by 花かんざし at 15:36| 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月23日

ツユクサ科イボクサ属

ツユクサ科イボクサ属の記事は一度書いたのですが、気になったので「花の名前を
尋ねる掲示板」に投稿し、前(19日)に書いた記事は取りあえずすぐに削除しました。

↓ いつもお世話になっている掲示板

http://plantdb.ipc.miyakyo-u.ac.jp/cgi/newkorenani/newkorenani.cgi

田んぼ道を歩いていて見つけたイボクサに似た植物は、ツユクサ科イボクサ属(= ムルダンニア属)のようで、Murdannia nudiflora か、それに近い種であると思われることが分かりました。でも専門の図鑑で調べた訳ではなく(40〜50種もあるというなかに、これとぴったり合うものがあるのかも知れません)特定するのは困難だと思いました。もういちど行って観察してくる必要はありますが、今のところは100パーセントぴったり合うものがありません。もしこれが三重県内で初めて発見?ということになると、やっぱり専門の機関に報告したほうがいいのでしょうか?いつかこれが増えて困るなんてことになったら大変ですね。外来種だし・・・イボクサも古い時代に稲作とともに日本に入ってきた史前帰化植物なんだそうですが、イボクサの花ってとても可愛いですよね ♪

花が咲いていなかったら恐らく気がつかなかったと思うけど、
ド近眼の私がよく見つけたものだと思います。花は1cmもないのです。

CIMG0394.JPG

↓ こんなところで見つけました。はじめは果実に気がつきました。

CIMG0399.JPG

ちなみに、平凡社「日本の野生植物」にはイボクサ、シマイボクサ、ナガバイボクサが載っていますが、「日本の帰化植物」にはイボクサが史前帰化植物であることしか記載されていませんでした。ナガバイボクサについてはネット検索しても画像すら出てきませんでした。その他のイボクサ属が国内に帰化しているかどうかはどんなに調べても分かりませんでした。

世界中の生物のうち、名前がついているのはその20%ぐらいではないかと生物多様性の講演のときにお聞きしましたが、絶滅の危機に瀕している生物も多くあるということでした。

【訂正】 動植物は間違いでしたので、生物に変更しました。



posted by 花かんざし at 14:50| 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月15日

中池見

昨日は早朝から、高速を使って福井県まで行って来ました。
目的地の中池見の場所が分からなくて、かなり迷いました。
何度も日本海が見え、あれ?また間違えたとUターン・・・
やっと見つけた中池見、高速を走っているときは土砂降りの
雨で、今日は写真は撮れないだろうな〜と思っていたのに
木道を歩き出したら、嬉しいことに薄日が差してきました。
「ふれあいの里」で真っ先に目に入ったミズトラノオの花は
思っていた通り美しい花でした。ミズトラノオは三重県にも
分布しているようですが、どこで見られるのか知りません。

↓ のミズトラノオは、木道より下に生えています。

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↓ デンジソウは、かなり珍しい水草なのだそうです。

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デンジソウは、葉の形が田んぼの田の字に似ていることから。
夏緑性の水生シダ植物で、ふつうよく見るシダ植物とは形態が異なる。

「ふれあいの里」には、ミズアオイ、コバギボウシの花も咲いていました。
かなり疲れたけどやっぱり行ってよかった ♪ とても充実した1日でした。


posted by 花かんざし at 09:47| 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月13日

カモメヅルの仲間

残暑厳しい日が続いていますが、里山の刈り入れの終わった田んぼに
水田雑草の観察に行ってきました。昨日と一昨日は、同じところへ・・・
一昨日、ムカゴニンジンの花を撮るために行ったのに、旦那のデジイチ
バッテリー切れですっ!私のコンデジじゃあまり綺麗に撮れないので
出直しました。お陰で、↓ アズマカモメヅルを見つけることが出来た ♪

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↓ コバノカモメヅルはうじゃうじゃと生えていたけど、花色が変・・・?

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昨年あちこちに除草剤が撒かれていたけど、そのせいで色が抜けたのかも?
↓ これなんか、コバノカモメヅルかアズマカモメヅルかよく分からない・・・

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今年はあまりにも暑いので、出歩くのを考えてしまいます。
↓ タヌキマメなど、見逃してしまった花がたくさんあります。

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posted by 花かんざし at 12:38| 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月04日

カリガネソウ

カリガネソウの情報を得たので、今日さっそく見に行って来ました。
探しても見つからずもう諦めて帰るところでしたが、こんなところに
というようなところで見つけました。たくさん可愛い花が咲いていて
びっくりです、何となくは知ってはいましたが、ヘクソカズラに似た
独特の匂いには閉口しました。花はクレロデンドルムに似ていて
雄しべが長く飛び出ています。クマツヅラ科の花はどれも可愛い ♪

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カリガネソウを見に行く前に、一昨年にムカゴニンジンを見つけた
湿地に寄りました。でも湿地は荒れ放題で、木道もべこべこです。
湿地にたくさん貴重な植物が生えているのに、どうして管理をしなく
なったのか、盗掘なども多いと聞きますが、それが原因でしょうか?
ムカゴニンジンは木道からよく見えるところにたくさん生えていて、
白い小さな花が咲いていました。花後、葉腋にムカゴがつきます。

IMG_0078.JPG

ここで新しい発見がありました。ムカゴニンジンの茎にカモメヅルの
仲間の蔓が絡んでいたので、コバノではないと思い写真を撮りました。
家に帰ってからいろいろ調べてみると、タチカモメヅルのようです。
タチカモメヅル(クロバナカモメヅル)とは初めての出会いになります。
暑い、暑いといいながら、あちこち出歩いていますが、こんな嬉しい
出会いもあるんですね。出歩かなかったら、この感動はない〜 ♪

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私がコンデジで撮った写真はいいのがなくて、旦那が撮った写真です。
これからは里山の刈り入れの終わった田んぼへ、水田雑草の観察です。
posted by 花かんざし at 16:19| 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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