2012年11月05日

集葯雄蕊 ( しゅうやくゆうずい )

集葯雄蕊とは、ひとつの花の中で雄蕊の葯の部分が
合着して管状となったものをいい、キク科に多いです。

例えばキッコウハグマは小花が3個で分かりやすい。

kiltukou.jpg

小花が3個なので集葯雄蕊は3個、筒状花は5裂するので
白い花びらが15枚あるように見えます。可愛い花ですよね。

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次は、ちょっとこだわっているコウヤボウキと
ナガバノコウヤボウキの小花の数についてです。
手持ちの図鑑5冊に載っているので纏めました。

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コウヤボウキ

平凡社「日本の野生植物」V PL.185 P.209
    ( 頭花には13個内外の小花があり・・・ )

原色日本植物図鑑 草本(1)5図 P.18
    ( 頭花は中に13個内外の小花があり・・・ )

山渓ハンディ図鑑 2 P.55
    ( 頭花は白い筒状花13個ほどからなる )

山渓ハンディ図鑑 5 P.488
    ( 頭花は白い筒状花が10数個集まったもの )

花のフィールド図鑑・秋 P.152 ( 記載なし )

↓ コウヤボウキの花と、ピンクと白っぽい冠毛

san.jpg

go.jpg

si.jpg

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ナガバノコウヤボウキ

平凡社「日本の野生植物」V PL.185 P.209〜210
   ( 小花についての記載はなし )

原色日本植物図鑑 草本(1)5図 P.19
    ( 小花についての記載はなし )

山渓ハンディ図鑑 2 P.55
    ( 小花についての記載はなし )

   
山渓ハンディ図鑑 5 P.486〜487
   ( 頭花は白い筒状花が10数個集まったもの )

   
花のフィールド図鑑・秋 P.153
   ( 小花についての記載はなし )

*山渓ハンディ5の「頭花は白い筒状花が10数個集まったもの」
  というのは正しいのでしょうか?私はこれは疑問に思います。
 私が見たのは5〜6個、検索しても10個以上は出ませんでした。

↓ ナガバノコウヤボウキの花と冠毛

iti.jpg

ni.jpg

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集葯雄蕊の話しからちょっとそれてしまいましたが、
頭花の小花数は集葯雄蕊を数えればいいのですよね ?

コウヤボウキとナガバノコウヤボウキは花期が違うし、
花が1年枝につくか2年枝につくか、枝の先だけにつくか
枝の途中にもつくか。冬芽もちょっと違うようなので
観察すると面白そうですよ。寒い冬も気にならない !?

posted by 花かんざし at 10:06| Comment(2) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
花かんざしさん、楽しいお話をありがとうございました。そうですね、私も集葯雄蕊の数を数えました。そしてコウヤボウキの冬芽が見てみたいです。綿みたいなのがくっついているのかしら。
今年も冬には冬で楽しみをみつけましょうね。
Posted by panda at 2012年11月05日 12:17
pandaさん、こんにちは。

野山に咲く花の写真を撮るようになって6〜7年になりますが、始めの頃は間違えてばかりで、ナガバノコウヤボウキをコウヤボウキだと思っていたんですよ。ネッ友さんに教えてもらってやっとそうなの?と訂正(笑)それから図鑑を買いまくり、頭が余計混乱しました。今ならたぶんコウヤボウキとナガバノコウヤボウキの区別はつくと思います。コウヤボウキの綿帽子みたいな冬芽、出来たらきちんと撮って来ますね。

集葯雄蕊って仕組みが面白いですね。筒の中に雌蕊が隠れているなんて知ってへぇ〜賢いって思いました。難しい事は分からないのでパスしますが、適当に頭と身体を使わないといけないしと思って、寒くなってもあちこち歩いてこようと思っています。
Posted by 花かんざし at 2012年11月05日 16:05
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