2011年12月08日

ユーパトリウム‘チョコレート’

ユーパトリウム‘チョコレート’(‘チョコラータ’)は
銅葉フジバカマ、紫葉フジバカマ、シソバフジバカマの
名前でも流通するが、マルバフジバカマの園芸品種で、
以前はユーパトリウム属(フジバカマ属)だったが
現在はアゲラティナ属に分類され、学名も変更された。

アゲラティナ・アルテッシマ ‘チョコレート’

学名:Ageratina altissima 'Chocolate'

ユーパトリウム‘チョコレート’は、葉が赤紫色になる。
多年草で、花はマルバフジバカマと同じく白色のみ。
今年初めて苗を買って植えたが、花を撮るのを忘れた。
先ほど見に行くと、枯れた総苞片に僅かにまだ果実が
くっついていた。果実の長さ約2mm、冠毛は2〜3mm、
果実は薄茶色。日本帰化植物写真図鑑 P.514の
マルバフジバカマの果実と冠毛の写真と同じだった。

↓ ユーパトリウム‘チョコレート’の果実と冠毛

CIMG0003.JPG

CIMG0004.JPG

* 種子は果実(痩果)の中に入っています。

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何でこんなに幾つもの流通名があるのか、ひとつにしてよ〜
といいたくなる。↓ の右「紫葉ふじばかま」の名で売っていた。

CIMG0005.JPG

ちなみに、真ん中の「ふじばかま」の名で流通するのは
サワフジバカマ (サワヒヨドリ×フジバカマ)の改良種で、
「斑入ふじばかま」はルーツがよく分からない。(修正)
野生のフジバカマは絶滅危惧種で、滅多に見られない。

サワフジバカマ

学名:Eupatorium x arakianum Murata et H.Koyama

フジバカマ

学名:Eupatorium japonicum Thunb.

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マルバフジバカマ  キク科 アゲラティナ属

学名:Ageratina altissima (L.) R.M.King et H.Rob. 
  ( = Eupatorium rugosum Houtt. )

北アメリカ原産の帰化植物で、北海道から近畿地方に
かけて帰化している。葉が卵形なのでマルバとついた。
白色で筒状花のみ、直径5mmほどの頭状花を多数つける。
果実(痩果)には白色の冠毛がある。(果実は約2mm )

* 「日本帰化植物写真図鑑」では 学名は
Eupatorium rugosum Houtt. とされているが、
YList で調べると Eupatorium rugosum Houtt. は
シノニムなので、標準とされる学名を記載しました。

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葉の形には変異が多く、生育環境が違うだけでも全く違う
植物に見えるものがある。花の咲き始め、咲き終わりでも
違って見える。特徴が一つ二つ合うからと、決めつけては
いけないということが分かった。思い込みは間違いのもと。
家の庭にユーパトリウムが、実家の庭に高性アゲラタムが
植えてある。これからは、果実と冠毛をよく観察しよう〜
posted by 花かんざし at 08:49| 植物の観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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